2018年02月22日

今夜は"BULLEIT RYE"、つまみは『TRIBUTE / Keith Jarrett』

今夜は"BULLEIT RYE"(90Proof)
keith tribute bulleit rye.jpg

つまみは『TRIBUTE / Keith Jarrett』

1977年の『Tales Of Another』から2009年の『Somewhere』まで、一部例外を除いてこのトリオでの演奏は非常に高い質が保たれていると思います。僕はアルバム毎に大好きなテイクがあるので、曲優先で再生するアルバムを決めています。例えば、「Little Girl Blue」が聴きたくなったらこの『TRIBUTE』を、「All Of You」を聴きたくなったら『Standards in Norway』という感じです。

「Little Girl Blue」
名演だと思います。『Standards in Norway』の同曲もいいけど、コレです。
「U Dance」
Keithの自作曲です。メロディーはちょっと明るめのフォーキーな曲なんだけど、DeJohnetteのドラムが加わると一流のJazz演奏になってしまうんですね。
他では「Smoke Get In Your Eyes」、「Ballad Of The Sad Young Men」、「It's Easy To Remember」あたりのスロー・バラードがお気に入りです。

それから、「Solar」はMiles Davisの曲だけど、Bill Evansへのトリビュートだと言います。僕の手持ちのEvansのアルバムで「Solar」が入っているのは『Sunday at the Village Vanguard』だけなので、きっとあのScott LaFaro・Paul Motianとのトリオに捧げているんですね。
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『TRIBUTE / Keith Jarrett』
label:ECM
recording:1989年10月15日
personnel
Keith Jarrett(p), Gary Peacock(b), Jack DeJohnette(ds)

tracks ・・・ ( )内には捧げたmusician名
disc 1
#1: Lover Man (Lee Konitz)
#2: I Hear A Rhapsody (Jim Hall)
#3: Little Girl Blue (Nancy Wilson)
#4: Solar (Bill Evans)
#5: Sun Prayer
disc 2
#1: Just In Time (Charlie Parker)
#2: Smoke Get In Your Eyes (Coleman Hawkins)
#3: All Of You (Miles Davis)
#4: Ballad Of The Sad Young Men (Anita O'Day)
#5: All The Things You Are (Sonny Rollins)
#6: It's Easy To Remember (John Coltrane)
#7: U Dance
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2018年02月18日

今夜は"JIM BEAM Rye One"、つまみは『BRINGING IT TOGETHER / Stéphane Grappelli & Toots Thielemans』

今夜は"JIM BEAM Rye One"(92Proof)
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つまみは『BRINGING IT TOGETHER / Stéphane Grappelli & Toots Thielemans』

収録時、Stéphane Grappelliが76才、Toots Thielemansが62才、まだまだ若い。
だって、Stéphaneおじいさんはペトさんとの『flamingo』(95年)では晩年とはいえ87才でスリリングな演奏を聴かせてくれています。(ペトさんによると、しょっちゅう居眠りしてたみたいですけどww)
TootsおじさんはDVD『TOOTS 90』(12年)では車イスに乗ってだけど、温かい演奏をしてくれています。そう考えると84年は二人共まだまだ若かった。とは言え76才と62才、ゆとりのJazzです。
小難しいことは考えず、優しい音に浸るCDでしょう。
なお、「You'd Be So Nice To Come Home To」で、Tootsおじさんが口笛を吹きながらギターをユニゾンで奏でる技を披露しています。
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『BRINGING IT TOGETHER / Stéphane Grappelli & Toots Thielemans』
label:LiSem
recording:1984年5月
personnel
Stéphane Grappelli(vln), Toots Thielemans(harmonica, g & whistling), Martin Taylor(g), Brian Torff(b), Marc Fosset(g)

tracks
#1: Bye Bye Blackbird
#2: Just The Two Of Us
#3: Fifty Ways To Leave Your Lover
#4: Georgia On My Mind
#5: Jitterbug Waltz
#6: You'd Be So Nice To Come Home To
#7: Hit The Road Jack
#8: Limehouse Blues
#9: As Time Goes By

* Stéphane Grappelli:1997年12月1日(89才没)
* Toots Thielemans:2016年8月22日(94才没)
* ペトさん:僕の最小・最愛のMichel Petrucciani
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2018年02月16日

今夜は"WILD TURKEY 8 Years Old"、つまみは『KEEPERS OF THE FLAME / Charles Earland Tribute Band』

今夜は"WILD TURKEY 8 Years Old"(101Proof)
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つまみは『KEEPERS OF THE FLAME / Charles Earland Tribute Band』

Joey DeFrancescoのCDを探していたら、見つけたんですが、恥ずかしながらCharles Earlandを知りませんでした。メンバーを見たらPat Martinoが入っていたんで、『Live at Yoshi's / Pat Martino』の「Oleo」みたいな演奏を期待して注文しました。

Charles Earlandは"Boss Organ"と呼ばれ、彼のバンドからGrover Washington Jr.やEric Alexanderを輩出しているそうです。
そのCharles Earlandへのトリビュート作品。オルガンはJoey DeFrancesco。他はかつてのCharles Earlandバンドのメンバーで固め(たようです)、さらに時々共演したというPat Martinoも参加するという陣容です。

結果、『Live at Yoshi's』みたいに興奮しませんでしたが、かなり楽しめました。Pat Martinoが参加した「What Love Has Joined」と「Pick Up the Pieces」がいいですね。もちろん「Pick Up the Pieces」はAverage White Bandの'75年のNo.1ヒット曲です。「The Closer I Get To You」はRoberta FlackとDonny Hathawayのデュオで'78年ヒットした邦題「私の気持ち」です。僕みたいなPopsファンがわかるのはこの2曲ですね。
それにしてもEric Alexander、今まで聴いた中で、このバンドでの演奏が一番しっくりきますね。こういう人だったんですね。実は。
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『KEEPERS OF THE FLAME / Charles Earland Tribute Band』
label:HIGH NOTE
recording:2000年6月6日
personnel
Eric Alexander(ts), Joey DeFrancesco(Hammond B3 Org), Pat Martino(g;on #3,5,8), Bob DeVos(g;on #1,2,4,6,7,8), Vincent Ector(ds), Kevin Jones(per;on #3,4,6,8), James Rotondi(tp)

tracks
#1: Dejá Vu
#2: Memorial Day
#3: What Love Has Joined
#4: South Philly Groove
#5: On the Stairs
#6: The Closer I Get To You
#7: The Summit
#8: Pick Up the Pieces
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2018年02月14日

今夜は"OLD EZRA 12年"、つまみは『Paul Chambers Quintet』

今夜は"OLD EZRA 12年"(101Proof)
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ところで、最近見かけなくなったんで行きつけの"やまや"で調べてもらったら「"終売"だそうです。近隣の"やまや"にはないので、全国の"やまや"探しますか?」と言われたけど「そこまでしなくていいですww」・・・・
EZRA BROOKSのHPでも7年はあっても12年はなくなっていました。
http://www.ezrabrooks.com/
富士貿易のHPページには12年も15年もあるので、富士貿易用にのみ作っているのかもしれませんね。
大好きな"OLD EZRA 12年"が飲めなくなるのは寂しい限りです。
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つまみは『Paul Chambers Quintet』

このレコードのPaul Chambersのベースは"ゴツイ"。凄みを感じる"ゴツイ"音が入っています。BLUE NOTEには『WHIMS OF CHAMBERS』(56年)と『BASS ON TOP』(57年7月)の方が有名だけど、この"ゴツイ"ベース音に支えられた快適なハードバップが大好きです。
「Minor Run-Down」
Benny Golson作のバップチューン。ホーン・アンサンブルをバックに"ゴツイ"音のベースソロから始まる。Cliff Jordanがソロを取り始めるとElvin Jonesがそれまでのブラシからスティックに持ち替える。ソロはDonald Byrd、Tommy Flanaganと続き、Elvinはブラシに持ち替える。ChambersとElvinのコンビネーションもいいですね。
「The Hand Of Love」
Chambersの自作曲。やはりChambersの軽快で"ゴツイ"リフで始まり、すぐにDonald Byrdがテーマを吹き、Chambersのソロを挟んで、Flanaganのご機嫌なソロが続く。
「Softly, As In A Morning Sunrise」
Sigmund Romberg作のスタンダード。この曲だけピアノ・トリオで演奏される。Chambersは"ゴツイ"音でテーマを演奏する。途中Flanaganの短いソロを挟みChambersのソロに。Elvinはブラシで絶妙に刺激し続ける。至福の3分6秒。


『Paul Chambers Quintet』
label:BLUE NOTE
recording:1957年5月19日
personnel
Paul Chambers(b), Donald Byrd(tp;except #3), Cliff Jordan(ts;except #3), Tommy Flanagan(p), Elvin Jones(ds)

tracks
side A
#1: Minor Run-Down
#2: The Hand Of Love
#3: Softly, As In A Morning Sunrise
side B
#4: Four Strings
#5: What's New
#6: Beauteous
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2018年02月12日

今夜は"Blanton's Single Barrel"、つまみは『HERBIE HANCOCK QUARTET』

今夜は"Blanton's Single Barrel"(93Proof)
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つまみは『HERBIE HANCOCK QUARTET』

「'Round Midnight」
Wynton Marsalisという才能を生かすためのHerbie Hancockのアレンジの"冴え"を味わうことができます。とても"'Round Midnight"と思えない神秘的でいてかつ絶妙なHerbieのイントロから始まります。その短いイントロに続いてWyntonがテーマを吹きます。2分56秒で"ダッダッダ〜"・・・・以前、『'ROUND ABOUT MIDNIGHT / Miles Davis』の同曲のGil Evansによるアレンジが苦手と書いたけど、ここでもあのアレンジを踏襲しているのに、この"ダッダッダ〜"は好きです。HerbieのセンスとWyntonのテクニックのせいなのかクールですよね。続くHerbieのソロはテンポを自在に変化させて実にカッコイイ。
驚異の新人の衝撃的デビューを支えるのは最高のリズム・セクション。このリズム・セクションがあってこそのトリッキーで鮮烈な「Well, You Needn't」で始まるA面が好きです。
それから「The Eye Of The Hurricane」
Wyntonはソロではあまりハイ・ノートを吹かない人だけど、ここでは軽々と実力を見せつけます。

Herbieは1981年7月22〜26日、田園コロシアムでの≪LIVE UNDER THE SKY≫のステージにWyntonを抜擢します。続いて3枚のアルバムが録音されました。
* 『HERBIE HANCOCK TRIO With Ron Carter + Tony Williams』(7月27日)
* 『HERBIE HANCOCK QUARTET〈本作〉』(7月28)
* 『WYNTON MARSALIS』(うち4曲7月29日,残り3曲は8月NYCで)これがWyntonの初リーダー作になります。
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『HERBIE HANCOCK QUARTET』
label:SONY
recording:1981年7月28日
personnel
Herbie Hancock(p), Ron Carter(b), Wynton Marsalis(tp), Tony Williams(ds)

tracks
side A
#1: Well, You Needn't
#2: 'Round Midnight
#3: Clear Ways
side B
#4: A Quick Sketch
side C
#5: The Eye Of The Hurricane
#6: Parade
side D
#7: The Sorcerer
#8: Pee Wee
#9: I Fall In Love Too Easily
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