2015年01月30日

『Montreux 82 / CHARLES LLOYD QUARTET』でブログ再開

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なかなか時間は持てそうにないけど、ブログを再開しようと思います。
と言いながら、今回のレコード評は以前のものそのままww
これからは、週一でも月一でもいいから続けていければと考えています。

今夜のバーボンは以前僕が毎晩飲んでいた“OLD EZRA 12年”
バーボンらしい強さを秘めたコク・甘み・キレのバランスが素晴らしい。
大好きなLPとたくさん浴びたバーボンでの再出発ですww

charles lloyd montreux 82 CD.jpg
2000年にデジタル化して個人的に楽しんでいるCDです。
デジタルは便利ですよね。通勤電車でも楽しめますからね。
素人のデジタル化にしては、ノイズは全くありませんし、結構いい音だと思います。
もちろん、隣の音溝からのクロストークはありますけどね。

**** 以下は、2013年9月16日の記事そのままです m(_ _)m ****

60年代に人気を博したCharles Lloydが復活を告げたライブ・アルバム。
Charlesは不動産業を営んで財を成し、演奏活動はしていなかったそうだ。
そんな彼がペトさんを聴いてまたJazzをやりたくなったといいます。
僕が初めて聴いたペトさんがコレでした。

「The Call [Imke]」
美しいテーマを持つCharlesのオリジナル。
Charlesの熱いブローとペトさんの鮮烈なソロとバッキングが聴きどころ。
ペトさんに驚く観客の様子が見えるようだ。
「Wind In The Trees」
パーカッシブなイントロから始まるCharlesのオリジナル。
いきなりCharlesがモード風の荒々しいブローで音を撒き散らす。
続くペトさんの斬新なソロが散らかった音の断片を一掃してしまう。
Son Shipのドラムも快感を呼ぶ。
最初のクライマックス。
「Very Early」
Bill Evansの作品で、美しいワルツ。
数ヶ月前の『ESTATE』等でも取り上げたペトさん初期の愛奏曲でもある。
ペトさんの美しいピアノに導かれ、Charlesのソロもいつもより優しげに聴こえる。
ペトさんのソロは美しくも刺激的だ。そしてバッキングは強烈だ。
コレに魅了されてペトさんを追いかけることになった。僕的ベスト・トラック。
「Michel」
1分ちょっとの前奏曲的なCharlesがペトさんに捧げたオリジナル。
浮遊感を伴いながら「Forest Flower」に繋がっていく。
「Forest Flower」
Charlesの代表曲だが、焼き直しではなく、復活を期してのアレンジが新鮮だ。
同じ曲で66年にKeith Jarrettを世に知らしめたのもCharlesだった。
Charlesのソロは意外にシンプルで、美しいテーマを強調しているように聴こえる。
ペトさんのソロでは暖色系の粒立ちのよい音が降り注ぐ。
後半のラテンのリズムになってからが「Sunset」のようだ。
二度目のクライマックス。

リーダーはCharlesだけど、ペトさんを聴くためのアルバムだと思っています。
ペトさんファン必聴のアルバムだと思うけど、なぜか未だにCD化されていません。
僕は3枚のLPを丁寧に聴いています。念のためデジタル化もしてます。

最後に、LPの油井さんの解説からCharlesのコメントの一部を紹介しておきます。
・・・・長い間私は庭で花いじりをしていた。・・・・余生を園芸で送るつもりだったが、突如ミシェルが現れたのだ。当然のことながら決意をひるがえし、一緒に音楽を作ることにした。ミシェルは“キーボードの化身”である。素晴らしい音楽が生まれるのは当然だ。ミシェルとの出会いは神のお導きによるものだった。・・・・


『Montreux 82 / CHARLES LLOYD QUARTET』
レーベル:ELEKTRA Musician
録音月日:1982年7月25日
personnel
Charles Lloyd(ts), Michel Petrucciani(p), Palle Danielsson(b), Son Ship Theus(ds)

tracks
side A
#1: The Call [Imke]
#2: Wind In The Trees
side B
#3: Very Early
#4: Michel 〜 Forest Flower - 1. Sunrise 2. Sunset

* Michel Petrucciani
1962年12月28日
フランスのオランジュに生まれる。
1999年1月6日
ニューヨークにて肺感染症により他界。享年36才。
生まれながらの骨形成不全により身長は90cm程しかなかった。
ペトさんのドキュメンタリー映画『情熱のピアニズム』が昨年秋、日本でも公開された。
posted by pops at 21:33| 宮城 🌁| Comment(4) | Jazz | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする