2014年03月31日

十一ヶ月経過、つまみは『WE GET REQUESTS』

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十一ヶ月が経ちました。

このブログのタイトルを≪バーボンのおつまみ≫にしたのは、お察しのように、“Jazz”を聴くことが僕にとって一番の“おつまみ”だからでした。
もっと美味しく飲むならいつものJazz友が一緒だといいですね。

食べる方の“おつまみ”で、最近よく頂くのは、春日井のグリーン豆、でん六のバタピー、岩塚の黒豆せんべい、東ハトのキャラメルコーン、チェダー系のチーズ、ビーフジャーキー、チョコレート・・・・・つまり何でもいいんですww


とりあえず、十一ヶ月経過に、乾杯しよう。

バーボンは“FOUR ROSES Black Label”
華やかな香りと甘く上品な味わい。

今夜のつまみは『WE GET REQUESTS / Oscar Peterson』にしよう。


昨年末までとても気に入っていて、ここに2度登場した“BULLEIT BOURBON”(最近、ちょっと飽きたww)は、“FOUR ROSES”の6年熟成以上の原酒を使用しているので、当然のように味は似ているのですが、“FOUR ROSES Black Label”の方が、瓶のデザイン同様に軽やかに華やいだ上品さが感じられます。

このバーボンを選んだら、自然に“酒薔薇”の入ったLPを選んでしまいました。
posted by pops at 20:16| 宮城 ☀| Comment(2) | others | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年03月30日

知られざるワン・ホーン・カルテットの良作

billy higgins  once more.JPG

Billy HigginsとCedar Waltonのコンビが好きです。
この二人を含むリズム・セクションはカチッとしたキレのいい安定感を醸し出します。
特にワン・ホーン・カルテットで活きるように思います。
手持ちのものを列記してみても、『LOVE IS THE THING / Steve Grossman』(85年)、『PIKE'S GROOVE / Dave Pike』(86年)、『now is the time / Idrees Sulieman』(76年)、『THE SUMMER KNOWS / Art Farmer』(76年)、そして本作は、そんな二人が関わるワン・ホーン・カルテット作品です。

本作はそんなリズム・セクションに、活きのいいBob Bergが加わるゴキゲンな作品ですが、残念なことに、あまり評価されていないんですよね。

「Plexis」
オープニングはCedar作のモーダルな曲。
テーマの後は、ドラマーのリーダー作らしく、いきなりBillyのドラム・ソロから始まります。しかし、一旦Bobがソロに突入すると、もう痛快なワン・ホーン・カルテット。Cedarのソロはもちろん、Billyのラテン・リズムも決まってます。
Cedarが参加した『HUB CAP / Freddie Hubbard』(61年)や『3 BLIND MICE / Art Blakey & The Jazz Messengers』(62年)にも収録されていました。
「Lover Man」
Roger Ramirezの作品で、恋に憧れる少女の気持ちを歌った曲ですが、Billie Holidayの歌のイメージが強いせいか、暗いイメージが付きまといます。(僕だけかなww)
しかし、Cedarのピアノの出番が多く、明るい雰囲気が漂います。もちろん、Bobのバラード・プレイもしっとりとイイ感じです。
「Sabia」
快適なリズムに乗って、Bobが美しいテーマを朗々と歌い上げます。ただ4分台と最も短いのがもったいない気がします。
Antonio Carlos Jobimの曲で、『Eliane Elias PLAYS JOBIM』(89年)でも取り上げられていましたが、本作の方がいいですね。
「Amazon」
Bob作のモーダルな曲。イントロに続き、Bobのハードボイルドなソロから始まり、Cedarのイカしたピアノ・ソロを挟んでのBobのソロがまた頼もしい。そしてBillyのラテン・リズムも心地よい。
「Estate」
しっとりとしたリズム・セクションに寄り添うBobのバラード・プレイを堪能できます。
Bruno Martino作の最近の人気曲で、Joao Gilbertoが70年代後半に歌い知られるようになったイタリアの曲です。日本のJazzファンに知られるようになったのはペトさんの『ESTATE』(82年)あたりからでしょうが、本作はその2年前の録音で、REDというイタリアのレーベル故の選曲かと思われます。
“夏は嫌い”と、夏への愛憎を歌ったバラードです。
「Horizons」
Manfred Schoofというドイツ人の作品で風変わりな構成の曲。Billyの何度かのドラム・ソロを起点に曲が展開してゆきます。もちろん、Bobのモーダルな演奏も聴けます。


『ONCE MORE / Billy Higgins』
レーベル:RED
録音:1980年5月25日
personnel
Billy Higgins(ds), Cedar Walton(p), Bob Berg(ts), Tony Dumas(b)

tracks
side A
#1: Plexis
#2: Lover Man
#3: Sabia
side B
#4: Amazon
#5: Estate
#6: Horizons
posted by pops at 21:44| 宮城 ☔| Comment(0) | Jazz | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年03月29日

アルゼンチン発の熱いテナー

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Gato Barbieriの音楽は、ハードバップや新主流派といったJazzの本流とは明らかに異なる。そして71年というとその後のフュージョンの走りかというとそうでもない。一過性あるいは突然変異的な音楽といえるかもしれない。
南米の大河や荒野をイメージするような曲想に、ラテンのパーカッションをバックに熱く燃え上がる。そのざらついたダーティーなテナーの音は、一聴してGatoとわかるとても特徴的なもの。
僕が初めて聴いた80年代初頭にはまだ雑誌にもたまに取り上げられてはいたけれど、その後は(SJ誌は立ち読み程度のせいか)記憶にない。想像するに、70年代初頭の時点ではフリーに疲れたJazzファンが飛びついたのかもしれない。
「El Parana」のような熱く燃え上がるブローに魅力を感じるのは確かだが、今の耳で聴くと、他の曲にJazzとしての何かを感じ取るのは難しい気がする。

「El Parana」
アルゼンチンを流れる大河らしいが、Stanley Clarkeの堅実なベースと派手なパーカッション群をバックに、熱く熱く燃え上がる。
「Yo Le Canto A La Luna」
フォルクローレ調の哀愁を帯びたメロディーをざらついたテナーが歌い。ヴォーカルまで披露する。ここまでの2曲に僕が聴きたいGatoは出尽くしているように思う。
「Antonico」
ムード歌謡の出来損ないのような曲。(ムード歌謡をけなしているのではありません。)


『Under Fire / Gato Barbieri』
レーベル:Flying Dutchman
録音:71年
personnel
Gato Barbieri(ts & vo), Airto Moreira(perc & ds), James M'tume(congas), Roy Haynes(ds;on #1 only), Lonnie Liston Smith(p & el-p), Stanley Clarke(b), John Abercrombie(g;except #2), Moulay Ali Hafid(dumbeg;except #1)

tracks
side A
#1: El Parana
#2: Yo Le Canto A La Luna
#3: Antonico
side B
#4: Maria Domingas
#5: El Sertao
posted by pops at 19:45| 宮城 | Comment(0) | Jazz | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年03月25日

Yahooチャット終了

tolucky & lucky 01.JPG

「Yahoo!メッセンジャーは、2014年3月26日(水)午後3時をもちまして、サービスを終了させていただくことになりました。」
2月後半Yahooチャットにログ・オンしたら突然のこんな告知がありました。夜間に利用する者にとっては、実質的に今夜(25日)が最終日になります。

僕は最初、2003年阪神優勝の年に“阪神部屋”でお世話になりました。あの時は連日20〜30の“阪神部屋”が出来ていたと思います。もの凄い盛り上がりでした。
その後は“音カテ”のPops系のお部屋にお邪魔して聴専で通していましたが、6年程前からkannpariさん(tomatoさん)の≪大人のロックブルース&音楽≫という曲掛け合いのお部屋にお邪魔するようになりました。自然と曲もかけるようになり、それからはこのお部屋ばかりで今に至ります。原則月・木曜日がお休みでしたが、凄い方はほぼ毎回、9時から12時まで入り浸る方もいました。なお、このブログにコメントをいただくkannpariさん(tomatoさん)・居眠り小僧さん・blueさんも皆ここの住人です。
お部屋でかかるジャンルはほぼ洋楽ですが、初めのうちはロック中心だったようです。僕がお邪魔するようになってからも、ロック、シャンソン、ラテン、ボサノヴァ等々様々な曲がかかりましたが、最近はジャズ・ヴォーカルが多くなっていました。
僕は最初の数年はPopsばかりかけていましたが、3年程前からJazz好きの方がいらっしゃるようになり、本性を出してJazzのインスト中心の選曲をするようになりました。あの頃はCDからのファイルの取り込みに忙しかったのもいい想い出です。

≪大人のロックブルース&音楽≫は10年続いたそうです。何といってもkannpariさんのお人柄とご努力あってこそ継続できたのだと思います。加えて、えんさん他のメンバーが素晴らしかったのも確かです。10年の間には様々な方の往来があったわけで、Yahooチャット終了を知り、たくさんのかつての常連の方がご挨拶におみえになるものこのお部屋の優しさあってのことなのでしょう。

kannpariさん、えんさん他の皆さん、長い間ありがとうございました。
posted by pops at 11:49| 宮城 ☁| Comment(6) | others | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

粋なジャズ・コーラスを聴きましょう

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本作は57年に結成されたLambert, Hendricks & Rossの4作目にあたります。
Jazzのスタンダード曲に歌詞を付けて歌う、いわゆるヴォーカリーズを完成させたと言われるジャズ・コーラス・グループです。この現代版がManhattan Transferですよね。他にも影響を受けたグループや歌手はたくさんいると思います。
僕が最初に聴いたのはManhattan Transferでしたが、Jazz的なノリではこの3人に遠く及ばない気がします。
そして何といっても、粋ですよね〜

「Charleston Alley」で、ユーモラスでお洒落な雰囲気でアルバムが始まります。
「Moanin'」は、Art Blakeyの演奏で有名なBobby Timmons作のJazz Standard。
「Twisted」は、49年の名演で知られるテナー・サックスのWardell Grayの曲。
「Cloudburst」では、ユーモラスで凄まじいスキャットを聴かせます。
「Centerpiece」は、最近Roberta Gambariniも歌っていたグルーヴィーなナンバー。
「Gimme That Wine」は、John作の酔っ払いの歌らしい。コミカルで洒落ています。
「Summertime」では、Gil Evans編曲したMiles Davisのソロ・パートを歌っています。
能書きは程々に、もう一度針を降ろし、洒落た雰囲気に浸ることにします。


『"THE HOTTEST NEW GROUP IN JAZZ" LAMBERT, HENDRICKS & ROSS!』
レーベル:Columbia
録音:#1-3,5,6: 1959年8月8日 & #4,7-10: 11月4日
personnel
Dave Lambert(vo), Jon Hendricks(vo), Annie Ross(vo), Harry Edison(tp), Ike Isaacs(b), Gildo Mahones(p), Walter Bolden(ds;on #1-3,5,6), Jimmy Wormsworth(ds;on #4,7-10)

tracks
side A
#1: Charleston Alley
#2: Moanin'
#3: Twisted
#4: Bijou
#5: Cloudburst
side B
#6: Centerpiece
#7: Gimme That Wine
#8: Sermonette
#9: Summertime
#10: Everybody's Boppin'
posted by pops at 08:53| 宮城 ☁| Comment(0) | vocal | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする